カシラス3兄弟によって結成されたUSスカコア番長VOODOO GLOW SKULLSのボーカルがEfrem Schulz(from DEATH BY STEREO)に変更後初めてとなる前作以来9年ぶり10枚目のアルバム。
長年ボーカルを務めたカシラス3兄弟の長兄(確か)フランク脱退というショッキングなニュースから早4年、新ボーカルに代わってから初となる音源が届きました。前ボーカルのフランクは決して歌は上手くない、というかむしろ下手くそなんですが、だからこそVGSであり、ボーカルが代わったらVGSじゃねーよって思ってました。しかし新ボーカルのエフレム、非常に声質にハリがあって迫力のあるボーカルでむしろこっちの方が良いかも!!上手いし!!20年以上のキャリアを誇るメタリックハードコアバンドのボーカルだけあって、今作ではメタリックなフレーズがふんだんに盛り込まれています。それでいて従来のVGSの魅力であった、一個の猛獣のように襲い掛かってくるようなホーンセクションの凄味は損なわれていません。新生VGSめちゃくちゃカッコいい!!既存曲のエフレムボーカルバージョンも早く聴いてみたいですね。ちなみにタイトルの「Livin the Apocalypse」とは「(コロナ禍による)大災害に襲われた世界を(マスクをして)生きていこう」といった意味となります。